美容コラム

感情を表現するには、顔にある表情筋を使うことが必要です。
表情筋には22種類あると言われていますが、普段の生活ではこれらの筋肉の半分も使えていないという報告もあります。

また、パソコンでのデスクワークやスマートフォンを使用する時間が長くなると、その分、無表情でいる時間が多くなり、より表情筋が衰えやすくなるでしょう。
特に以下の項目で3個以上当てはまった場合は、表情筋が衰えている恐れがあります。
ご自身の状態を思い出しながらチェックしてみて下さい。

■無意識の時に口を開けていることが多い
■口の中がネバつく＆口臭に悩まされている
■肩や首がこりやすい
■歯周病である
■片方の口角を5秒間上げておくことができない
■片方ずつ眉を上げられない

3個以上当てはまりましたか？
もし当てはまるようなら、今日からでも表情筋のトレーニングをオススメします。

表情筋を鍛えるといっても、どの表情筋がどういった働きをしているかを知っている方は少ないでしょう。
ここで簡単にいくつかの表情筋をご紹介します。

表情筋の1つである小頬骨筋(しょうきょうこつきん)が衰えることで、頬を引き上げることができなくなり、ほうれい線を作り出してしまうと言われています。

また、先ほどのチェックで口角を5秒間上げられなかった方は大頬骨筋(だいきょうこつきん)が衰えていると考えられます。
口角を引き上げる働きがある筋肉であるため、普段から笑顔を意識的につくることが効果的です。

しかし、このように22種類ある表情筋を1つ1つ鍛えていては時間がいくらあっても足りませんよね。
そこでオススメなのは、口輪筋(こうりんきん)を鍛えることです。

口輪筋は約7割との表情筋と繋がっているため、口輪筋を鍛えることで効率的に表情筋を鍛えることが出来ます。

表情筋の衰えをそのままにしていると、さらに筋肉が衰えてしまい、見た目年齢をアップさせてしまいます。
自分の顔に自信が持て自然な笑顔がこぼれるように、口輪筋トレーニングを行って、表情筋を鍛えましょう。

■口輪筋トレーニング
1、左右のこめかみを、左右の人差し指と中指の2本の指で軽く押さえます。
2、その状態で前歯を見せるように口を開き「イー」と声を出します。
3、次に口をすぼめて「ウー」と言います。
4、1～3を1セットとして10回を目安に行いましょう。

これ以外にも口笛を吹く、鏡を見ながら口角を上げて笑顔を作る、といったことも効果的です。
どれもちょっとした時間ですぐにできるトレーニングです。
ぜひ、毎日のすきま時間に表情筋トレーニングを行い、見た目年齢で得する顔を手に入れましょう！

■出来てしまった表情じわにはこちら
http://www.sakura-esthe.jp/special/cosmetic.html